第074号 第三次産業へ

以前海のきれいなある地方で、素潜りでサザエをとらせても 
らったことがあります。活きたサザエを自分の手でとるのは初 
めての体験で、すごく楽しかったのですが、その海岸には「こ 
このサザエは稚貝を放して養殖しているため、勝手にとっては 
いけない」という主旨の看板が掲示されていて、後で漁協の人 
に見つかって叱られてしまいました。(ゴメンナサイ) 

 先日、宿泊施設の案内を見ていたら、「漁師の宿」というプ 
ランがありました。 

『漁師の宿だから,魚を食べるならぜひ。また、素もぐり漁で、 
鮑、さざえ、赤うに、いわがきも、たべれます。漁師体験、つ 
り、海水浴など、遊びも、たくさんできますよ…一泊八千円。』 
というような説明があります。 

 まちおこし的な目で見ると、同じサザエという資源があって、 
「国産サザエkgあたり○○円」で出荷するよりも、上記のよう 
に漁師体験を売り物に、サービス業化してしまった方が、はる 
かに効果的だと思いました。 

 全国にカブトムシドームという施設があります。ネットを張 
って、その中にたくさんのカブトムシを放っているものですが、 
中には椎茸の生産者が、椎茸の栽培に使うホダ木に集るカブト 
虫に目をつけて、観光レジャー施設にしてしまったものもあり 
ます。これも間接的ではありますが、第一次産業から第三次産 
業へのシフトした好例と言えます。 

 真正面から取り組んでいるとなかなか見えないものが、ちょ 
っと角度を変えると見えてくることもありそうです。(望月)

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