第050号 広域の連携

 先日、福島県会津地域の公共温泉ネットワーク「Nリーグ」 
の研修会に呼んでいただき、講師を務めさせていただく機会が 
ありました。 

Nリーグは会津地域の14市町村にある公共温浴施設の、情報 
交換や地域振興を目的とした集まりで、NはニューヨクのNな 
のですが、なかなかユーモアの効いた人たちで、愉快な時間を 
過ごすことができました。 

 全国に公共温泉はたくさんありますが、組織化して活発な活 
動を行っているところは多くはありません。考えようによって 
は、温泉施設同士ですから競合関係でもあるわけで、同一業種 
での集まりというのは、難しい面もあるのかも知れません。 

しかしNリーグでは、入浴割引の共通パスポートの発行や、ニ 
ューヨクタイムズという新聞の発行、各種イベントなど、さま 
ざまな形で協力しあい、実際に成果をあげているのです。 

 ここでふと思ったことは、そこに住んでいる人たちは、「自 
分たちの町をまちおこし」と考えますが、訪れる人や消費者の 
視点で考えると市町村での区別は必ずしも重要でなくて、昔な 
がらの地名や、地理的な分断要因といったことで地域をとらえ 
ていることの方が多いのではないか、ということです。 

 まちおこしも、自分たちだけの視点でなく、相手の視点や立 
場でとらえることが大切です。もしかすると、市町村以外の単 
位で考えることが必要かも知れません。    (望月) 

◆会津温泉Nリーグホームページ 
 ⇒ http://www.akina.ne.jp/~nleague/

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