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地域100行脚日記
No.019 島根県 隠岐郡 海士町

目的地 島根県 隠岐郡 海士町
視察先 株式会社 ふるさと海士
島根県 隠岐郡
海士町
行脚日記
日本名水百選 天川の水ではぐくまれる稲
【日本名水百選 天川の水ではぐくまれる稲】
CASを使った加工施設
【CASを使った加工施設】
海士町一の海岸 風呂屋海岸
【海士町一の海岸 風呂屋海岸】
行脚019は、中国地方は隠岐に浮かぶ海士町に行ってまいりました。海士町といえば、澄んだ海、通常の島ではあまり見られない日本名水100選に選ばれた湧き水「天川の水」、そして特産品でもある「サザエカレー」で有名です。 海士町のHPはこちら・・・・ http://www.oki-ama.ne.jp/

しかし今最も、島で熱く語られているのが、CASを使った島での魚介類のブランド化です。CASとは、Cells Alive System の略。すなわち、特殊な冷凍技術を使い、従来の冷凍方法で破壊してしまっていた細胞を守り、解凍時にとれたての状態で提供することを可能にする装置です。これ自体驚くべき機能なのですが、町ではCASを用い海士町で取れる岩がき、剣先イカ、鯛をブランド化し、漁業をもう一度素敵な職業にしよう、という高い目標を持っていることです。

輸入品が多くなった現在、日本における漁業はそれ単体では決して儲かるといえる職業ではなくなってしまいました。特に冷凍品の魚介類の価格下落は著しく、1995年の卸売価格視指数を100とした場合、2001年の指数は92.3にまで下落しています。しかし同時期に、生鮮品の指数はデフレにもかかわらず上昇しており(100⇒101.3)、将来的に漁業にとって生鮮化・ブランド化が最重要課題である、という事実は疑いようもありません(データは「水産白書」(平成14年)を参照)。

海士町ではこの点を重視し、CASを使って生鮮品のブランド化、特に巨大でうまみのおおい岩がき「春香」のブランド化がスタートしています。海士町の試みの向こう側にあるもの、それは周りを海に囲まれた町が持つ「漁業への誇りの回復」という原点回帰に他なりません。今も続々とIターン・Uターン者がこの理念に引かれて町に集まっていることからも、この思いが単なるポーズではなく、本当の思いであることをうかがい知ることができます。今後共、是非海士町のかかんなチャレンジに期待したいです。

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地域ブランド創造チーム
杤尾 圭亮
基礎データ
■人口 :
■活性化要因:
2,515人
Cells Alive Systemを用いた海産物ブランド化

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