先日、東京にある国際展示場(通称ビッグサイト)で行わ
れた第55回東京インターナショナルギフト・ショー春2003
に行ってきました。
「日本最大のパーソナルギフトと生活雑貨の国際見本市」と
いうだけあって、そのスケールの大きさと会場の華やかさは
大変なものでありました。
 世界各国から集まった企業・団体が提供する商品を見て回
っていたときに、ふと目についたブースがありました。
 そこは陶磁器を出品しているのですが、ブースの装飾がな
かなかオシャレ(関係者の方スイマセン)なことに加えて、
ブースの大きさのわりに中にいる人が多いのです。
「どうしてお客さんがこんなにいるのかな?」と思い、立ち
止まっていると、「どうぞよろしかったら、見ていってくだ
さい(と同時にパンフレットを配る)。」
ブース内にいた多くの人はどうやら出展者でした。
パンフレットを受け取ったときに。ふと壁をみると「三重県
科学技術振興センター工業研究部窯業研究室」と書かれた文
字があり、話を聞いてみると、北川三重県知事のトップダウ
ンで行われている事業の一環とのことでした。
 その後、調べてみると平成14年度に「ぽれぽれ(スワヒ
リ語で「ゆっくり」という意味らしいです)気分で」をコン
セプトテーマにして11アイテムの陶磁器の新商品用試作品
を開発し、その試作品の商品化共同研究に応募した県内陶磁
器関連企業9社とともに、新商品開発の共同研究を行い、研
究成果発表と新商品の販売促進のために出展したとのことで
した。
 これまでの「補助金を渡すだけであとは各企業の自助努力
に任せる」という支援から、「自分たちも多少のリスクを背
負いながら、共に戦う」という形に変わってきた三重県科学
技術振興センターの試み。今後とも「ぽれぽれ(ゆっくり)」
と見守っていきたいと思います。 (日江井泰宏)