本日、2月11日は建国記念の日で祝日です。土・日曜日と
合わせて4連休をとり、どこか旅行に出かけられた方もいらっ
しゃるのではないでしょうか。
以前、旅行ではないですが、仕事である地域を訪問した際に、
「あれっ。変だな?」と感じたことがありましたので、今週
はその時のことをご紹介しようと思います。
 以前仕事で、ある日帰り温泉に初めて行くことになりまし
た。レンタカーを利用して行ったのですが、施設に近づいて
もなかなか案内看板が出てこず、地図で大体の場所は把握し
ていましたが、いくら進んでも何の案内もない状況に、「本
当にこの道でよかったのだろうか?」と不安を感じ始めまし
た。
いよいよ目的地に近づき、施設が見え始めた頃に、ようやく
看板がありましたが、カーブを曲がった先にいきなり出現し、
30m先をすぐに右折させるものだったため、車は右折ポイ
ントを通り過ぎてしまいました。
あわてて行き過ぎた道をUターンし、施設にたどりついた時
の心境は、事前の期待とはすでに違うものになっていました。
 こんなことがあってから、案内看板がやたらと気になりま
す。目的地の何km手前にあればよいか。見やすい場所はど
んなところか。設置する高さはどれくらいか。内容はわかり
やすいか。文字の大きさはどうか。 
 どこか初めての場所に出かけた時、誰もが必ず頼るもの。
それが案内看板です。どんなに素晴らしい観光地や施設であ
っても、最寄駅に降りた時、あるいは車で近づいている時に、
案内する看板やポスターがなければ、又はそれが見つけにく
い場所だったなら、今回のケースのように「行き方は本当に
これで良いのだろうか?」と不安になり、何とかたどりつけ
たとしても、少なからずマイナスの心境をいだくのではない
でしょうか。
ひょっとすると、こういった理由で本来訪問してくれるはず
だったお客様が訪問をあきらめてしまうこともあるかもしれ
ません。
 皆様のまちにも、様々な施設や観光スポットがあり、そこ
に案内するためのたくさんの看板があると思います。より多
くのお客様に訪問していただくために、今あるものが見る人
にとって分かりやすいものかどうか、ちょっと看板を実際に
利用する人の視点で見直してみてはいかがでしょうか。意外
な盲点が発見でき、修正することで集客力がアップすること
もあると思います。
 また看板は一度立てれば、24時間365日、休まず働き
続けてくれる、費用対効果の高い働き者だということも見逃
せません。目新しいイベントを次々考えることも大切ですが、
案内看板がしっかり働いているかどうかがまずは基本だと思
います。(小林 祐司)